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画家としての、これからのサスティナブル

画家としての、これからのサスティナブル

2024/10/04

画家としての、これからのサスティナブル

kina

人間が勘違いしてはいけないこと

ヤンバルの森と海、そこの人々、共存することの意味

こんにちは、アトリエキナです。今回は「画家としてのサスティナブル」について、私が最近感じたことをお話ししたいと思います。

先日、私はヤンバルでのプロジェクトに携わっています。この経験を通して、自然とどのように共存していくかを再確認する機会がありました。沖縄の豊かな自然環境の中で、昔から続く人々の暮らしや文化、自然と共に生きる知恵に触れ、いくつかの理由から、これからの時代も持続可能な生き方を目指す必要性が明確になったのです。

1. 自然のサイクルと調和する生活の知恵

 ヤンバル地域では、祖先たちが自然と調和しながら暮らしてきた知恵が今も息づいています。植物や動物、風や海と共に生きるその姿勢は、現代の私たちが見失いがちな大切な視点です。(特に都心で生きる人たちにとっては)。私自身、アートを通してそのサイクルに感謝し、作品作りにもその想いを反映したいと感じてこの画法を積極的に使っています。作品作りは廃棄物もたくさん出るため「自然環境にいい」とは言えません。ですが少しでも人と地球に負担の少ないものを作り続けたいと思っています。

2. 環境負荷の少ないアート制作の重要性

 そこで、画材や制作プロセスもまた、環境に影響を与える可能性があります。自然素材を使った表現や、リサイクル可能な材料の使用など、持続可能なアプローチが必要です。私はこのヤンバルでのプロジェクトをきっかけに、自身の作品作りにもより環境を配慮した方法を取り入れていきたいと思うようになりました。伝統的な植物染色の知識、土や草、全てを大切に使い切る知恵。これは貧しいというのでしょうか?素朴というのでしょうか?私は違うと思います。身の回りにある自然を生かす暮らしは、素人には気軽に手を出すことが出来ない領域です。本物の知恵を持っている人たちしか「取り入れる」ことが出来ないのだと体感しました。

3. 未来へ続く「つながり」を意識する

アートは時代を超えてメッセージを伝える力を持っています。私が描く作品も、今の時代を生きる人々だけでなく、未来の世代に自然とのつながりを伝えるものにしたい。ヤンバルで感じたことは、私たちが自然に感謝し、それを次の世代に残していくという責任を持って生きることの大切さです。おばあやおじいの知恵、そして現地知識。書物だけではなく技術と口伝えで未来に残す責任が私たちにはあります。少なくとも「画家として」「アーティストとして」伝え続けることはたくさん見つけました。

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